top of page

GREETING

代表挨拶

GREETING

あなたのこれからを

もっと豊かに。

株式会社KoreColorコーポレーション

代表取締役

黒主 厳太

名称未設定のデザイン-138.png

KoreColorの企業サイトをご覧いただき、ありがとうございます。

代表の黒主厳太と申します。

 

私は、20歳のときに1人でこの会社を立ち上げました。
「若くして起業したなんてすごいですね」と言っていただくこともありますが、実際は、“そうするしかなかった” というのが正直なところです。

幼い頃から、生活の不安や社会の厳しさと向き合わざるを得ない日々を過ごしてきました。
夢を描くより先に、生き抜く力を身につけなければならない。
そんな現実の中で、私は働き、稼ぎ、そして起業という選択をしました。

きれいごとばかりではない現実の中で、自分の力で何かを築くしかないと思ったことが、KoreColorの原点です。

そんな私の歩んできた道と、会社に込めた想いを、少しだけお話しさせてください。

私の半生

過酷な幼少期

私の両親は、パチンコが大好きでした。
父は網戸やガラスの張り替えを仕事にしていましたが、エアコンの普及とともに仕事は減り、収入も激減しました。
それでも、生活できないほどではなかったはずですが、稼いだお金はすべてパチンコにつぎ込まれ、借金まで抱えるようになっていきました。

家の中はいつも荒れていて、叔母の話では、ある日玄関を開けて「げんちゃん」と私の名前を呼ぶと、私はゴミの山の中から顔を出したそうです。

やがて家賃が払えなくなり、家を追い出されました。
両親の借金は、1000万円近くまで膨らんでいたと聞いています。

私のことを心配していた祖母が、「このままでは危ない」と判断し、当時4歳だった私を児童養護施設に預ける決断をしました。
その行動は私を守るためのものでしたが、母はその判断に激しく怒っていたそうです。

こうして、私は施設での生活を送ることになりました。

施設には、さまざまな事情を抱えた子どもたちがいました。
家庭が崩壊していたり、親がいなかったり、経済的な理由で預けられていたり。
中には、鑑別所や少年院から来ている子もいて、施設の空気は決して穏やかとは言えませんでした。

いじめや暴力も日常的で、寝ている間に耳にピアスを開けられたこともあります。
また、寮は性別ごとに分かれていたため、男子寮では性に関する問題が起きることもあり、私自身も心に傷を残すような経験をしました。

その後、安全な施設に移ることができ、12歳になるまでをそこで過ごしました。

ようやく両親のもとへ戻り、家族での暮らしが再開しましたが、生活は相変わらず苦しいものでした。
学校の目の前にあるボロアパートに住んでいたのですが、それを同級生に知られるのが恥ずかしくて、登校中の児童の列が途切れるタイミングを窓から見計らい、外へ出ていました。

それでもすぐに噂は広まり、私の家は「お化け屋敷」と呼ばれていました。

自分で生き抜く力

家が貧乏だったこともあり、私はもっぱらクレヨンで絵を描いて時間を潰していました。そのためか、人よりも少しだけ絵が得意でした。

施設時代に、高校生の顔を描いてみたら、なぜか喜んでくれて嫌がらせをしなくなりました。

私は「絵を描くと ”何もされない” 」ことを学び、それからは絵を描いて身を守るようになりました。

 

小学生の頃は、休日に遊ぶ友達もいなかったので、1人で釣りをして遊んでいました。

ある日、釣具屋でミミズのような生き物が500円で売られているのを見て驚きました。

お店のおじさんに尋ねると、それは「ゴカイ」という魚の餌で、「早朝に荒川に行けば採れるよ」と教えてくれたのです。

翌朝、自転車で荒川に行ってみると、確かにゴカイがたくさん採れました。

それを釣具屋さんに持っていくと、おじさんが「300円で交換しよう」と声をかけてきました。

驚きましたが、それから毎日のようにゴカイを採っては売るようになりました。

これが、私の人生で初めての「自分の力で稼ぐ」体験となりました。

 

その後、子ども時代の様々な経験から「エリートになればバカにされない」と考えるようになり、あえて偏差値の低い高校を選んで受験。

入学後は学年1位を取り続け、生徒会にも入り、周囲から一目置かれる存在になることに成功しました。

それでも、家の経済状況は厳しく、借金も多くありました。

そんな中、当時話題になっていたフリマアプリを使って「転売ビジネス」を始めます。

様々な商品を試して失敗を重ねながら、最終的にたどり着いたのが、ホームセンターで木の棒を購入し、自分で削ってオリジナルの「バチ」を作って販売するという方法でした。

この「バチ」が思いがけずヒットし、かなりの金額を稼ぐことができたのです。

就職から起業へ

高校を卒業後、私は精密部品を製造する工場に就職しました。
その会社では社長との距離がとても近く、経営者としての考え方や仕事に対する姿勢を、直接学ぶ機会に恵まれました。
社長からは、厳しさも含め多くのことを教えていただき、今でも深く感謝しています。

けれども、幼い頃から心のどこかで「いつか社長になりたい」という想いがありました。
さらに、他にも挑戦してみたいことがあった私は、悩み抜いた末に退職という決断をしました。

それからまもなく、母ががんで他界しました。
親孝行らしいこともできないままお別れすることになったことが、今でも心に深く残っています。
当時、私は20歳。父はすでに75歳を迎えていました。

もちろん、友人たちと遊んでいたい年頃ではありましたが、「このまま父にも親孝行できずに別れてしまうのは嫌だ」と思い、覚悟を決めました。

“のんびりしている時間はない” そう強く感じた私は、自分の会社を立ち上げることを決めたのです。

当時、私はまだ20歳でしたが、高校生の頃に行っていたバチの販売や、それまでに培った小さなビジネス経験を活かしながら、手探りで事業をスタートしました。

最初は1人だった会社も、今では18名のメンバーが集まり、大きく成長しています。

仲間たちとともに創り上げていく、KoreColorの “これから” 。
そして、お客様一人ひとりの “これから” が輝くように。
これからも、私たちは挑戦を続けていきます。

起業の原点

起業の原点は、私自身の過酷な幼少期や、自力で生き抜く力を身に着けてきた半生そのものと言えます。

 

例えば、私は絵が得意で、絵やアートに関する事業を展開していますが、これは「絵を描くことで人が喜んでくれる」という経験により確立したものです。

絵が好きで、自分が描きたくて描いている、というよりも、「人のために描く」ことが絵を描く原動力となっています。誰かを喜ばせたい、笑顔にしたい、という想いから、アート事業を立ち上げました。

 

また、「仕事をより楽しく、暮らしをもっと豊かに。」という当社のビジョンも、私自身の経験により策定したものです。私自身が「楽しく仕事がしたい」という気持ちが強かったことや、前職で大変な働き方を経験したことから、自由に自分らしく働くことには人一倍強い想いがあります。

「働く」ことそのものを楽しめれば、人生は彩り豊かなものになります。そんな鮮やかな人生を、働き方を、実現したいという想いで、KoreColorを設立しました。

社名とロゴに込めた想い

社名に込めた想い

「 KoreColor(コレカラー)」という社名には、明確な想いが込められています。

 

● Kore(これから):これから先、未来へ向かって挑戦し続ける意志

● Color(色):人の個性、事業の多様性、新たな価値を生む原動力

この名前には、「これから多種多様な事業に挑戦し、多彩な “色” を持った人たちと出会い、共に未来を創りたい」という願いが込められています。

 

社名は、“未来への決意” であり、“出会いの入口” 。

そんな、親しみやすく、覚えていただける社名にしました。

ロゴに込めた想い

KoreColorのロゴは、赤・青・黄の三原色が交差し、その中心に「黒」が浮かび上がるデザインです。

三原色は、多様な価値観・個性・事業の象徴。
色が重なることで新たな色が生まれるように、人と人、事業と事業が交わることで生まれる創造の力を表しています。

中心にある「黒」は、すべての色を融合した象徴であり、代表の名前である「 黒主(くろぬし)」を意味しています。

 

すべての色を束ね、融合し、前へと導く存在としての「黒」。
多様な色が交わるその中心で、私は責任を持って未来を描いていきたい。
その覚悟と想いをロゴに込めました。

おわりに

ここまで目を通していただき、心より感謝いたします。
これからも私たちは、自らの “色” を磨きながら、誰かの “これから” にそっと彩りを添えていける存在であれるように、学び、挑戦し続けてまいります。

あなたの「これから」をもっと豊かに。

KoreColorは、あなたの未来を応援いたします。

  • TikTok
  • Twitter
  • Instagram

株式会社KoreColorコーポレーション

代表取締役

黒主 厳太

名称未設定 (2000 x 2000 px).png

お問い合わせ・ご相談など
​まずはお気軽にご連絡ください

お仕事のご依頼やご相談、弊社のサービス内容に関してなど、
お気軽にご連絡ください。まずはお悩み相談だけでもお待ちしています。

TEL.

048-999-8090

​受付時間:月〜金曜 10:00 〜 17:00(土日祝は除く)

bottom of page